「熱いのは髪に悪い?」「冷風は本当に必要?」——
毎日使うドライヤーには、意外と知らない“素朴なギモン”がいっぱい。
現役美容師の私がサロンで最も多く受ける質問を10個厳選し、プロ目線で分かりやすく回答します。
買い替えを検討中の人も、日々のケアを見直したい人も要チェック!
Q1. ドライヤーの風量って数字が大きいほど良いの?
A. 基本は Yes。ただし髪質と使い方で最適値が変わります。
- 1.6〜1.8 m³/分:ショート〜ミディアムや細毛向き。
- 2.0 m³/分以上:ロング・毛量多め・時短派に最適。
POINT:風量が大きい=時短&根元ふんわり。ただし細毛は舞いやすいので弱中風に切替えて。
Q2. 温風だけで乾かすとダメ?
A. NG。必ず仕上げに冷風を 10〜15 秒。
キューティクルを閉じてツヤを固定し、スタイルの持ちが 1.5 倍に。
Q3. ドライヤーは髪から何 cm 離す?
A. 15〜20 cm が目安。
近すぎると一点集中でオーバードライ、遠すぎると乾かない。
Q4. くせ毛は風量より温度が大事?
A. 両方大事だが“温度コントロール”が仕上がりを左右。
低温×遠赤外線タイプ(ReFa など)はうねり鎮静に◎。
Q5. 自然乾燥でも平気?
A. 就寝までに完全に乾かすのが鉄則。
濡れ髪放置はキューティクル開きっぱなし→枕摩擦でダメージ倍増。
Q6. イオンドライヤーって本当に効果ある?
A. 静電気低減=まとまりやすくなるのは事実。
ただし“超ツヤツヤ”は誇張表現。ヘアオイル併用で効果実感UP。
Q7. ブローブラシと一緒に使うコツは?
A. 風は上から下。
面をなでながら冷風で固定すると崩れにくい(▶ https://piyoranokata.com/wp-admin/post.php?post=61&action=edit)。
Q8. ドライヤーの寿命は?
A. 家庭用で 3〜5 年、モーター稼働 800 時間が目安。
焦げ臭・異音が出たら買い替えサイン。フィルター掃除で寿命延長。
Q9. サロンモデルは家庭用より本当に速い?
A. 風量と耐久は段違い。ただし音と重量もアップ。
Nobby は速乾+軽量でバランス◎(▶ https://piyoranokata.com/wp-admin/post.php?post=29&action=edit)。
Q10. 子どもの髪はどう乾かす?
A. 低温+弱中風で“上から下へ”が基本。
熱に敏感なので温度 50〜70 ℃ に抑え、タオルドライを念入りに。

まとめ
ちょっとした疑問を解消するだけで
「速く乾く・ツヤが出る・ダメージ減」 が一気に叶います。
今日から実践して、ドライヤー時間を“髪を育てる時間”に変えていきましょう!